血中アルコールを計測できるリストバンド形デバイス。どういったセンサーを使っているかは不明。開発元のMilo Sensors, Inc.はカリフォルニアのスタートアップで、2016年1月に資金調達をしている。
(crunchbase)[https://www.crunchbase.com/organization/milo-sensors-inc#/entity]
カメラ搭載型クアッドコプター。4Kでのビデオ撮影やブレ補正の機能もついて$349.99はかなり低価格。開発元のFateuavは中国 深センのスタートアップ企業。
スマートヘアブラシ。ヘアブラシにマイクと加速度センサとバイブレータと通信機能が仕込まれている。マイクで髪とブラシが擦れる音を検知して髪の痛み具合や水分量などを計測する。加速度センサでブラシをどれくらいの早さ、強さで使っているかを計測する。バイブレータでユーザーに適切なブラッシングをガイドする。もろもろのステータスは連携するスマートフォンアプリから確認できる。凄まじい力技。2017年発売予定。
NVIDIAのテレビ接続型デバイス。AppleTVなどの競合にあたる製品。ベースはAndroidなので当然ゲームも動く。同時に発表されたクラウド型GPUGeforce Nowと連携することで、クラウド上で描画されたハイエンドなゲームを遊ぶこともできる。
パーソナルロボット。自走、カメラ、マイク、スピーカーという一通りの機能は持ってる。家電制御的な機能は無いみたい。$699でプレオーダー中。開発しているのはMayfield Robotics Inc.。
SAMSUNGが開発したいわゆる画面付き冷蔵庫。「ファミリーハブ」を目指しているらしく家族の予定やメモなどを表示できる。冷蔵庫の中にもカメラを搭載しており、スマホから冷蔵庫の中を確認できる。足りないものは画面から注文もできる。$5,999.99。
釣りを支援するドローン。当然防水。HMDを使えば内蔵されたカメラを活用して、VR的な使い方もできるらしい。開発元のPowerVision社は飛行型のドローンを3機種開発しており、2機種はプレオーダー。
カーボンフレームの自転車。速度などがわかるディスプレイも積んでる。フレームが870gというのは…きっと軽いということなんだろう。価格は不明。
血液中の白血球の数を計測して敗血症や白血病、ガンなどの危険度を知らせるデバイス。一滴の血を専用の板につけて2分待つと検査結果がわかるらしい。FDAの認可も取ってるからこれは本物みたい。
スマートフォンの画面をそのままダッシュボード上に置かれたスクリーンに投影するデバイス。スマホとつながるプロンプタといったところ。OBD2で接続することで車の状況も表示できるらしい。
ゴミ箱をスマートにするカメラデバイス。捨てる製品のバーコードを読み取って、自動的にamazonに注文してくれる。捨てる行為が発注につながる所は面白いけど捨てる時にいちいちバーコードを読み取らせるのは面倒くさい。彼らの今後の目標は「投げ入れても読み取れる仕組み作り」にあると思う。2017年初頭出荷予定。$124.99でプレオーダー中。
3Dプリンタで開発している電動バイクのプロトタイプ。生物学的なアルゴリズムを使って最適なフレームを設計し、金属を用いた3Dプリンタで成形しているらしい。開発しているのは素材系のメーカーなので信憑性は高いみたい。
映像を使って数多くのアクチュエータを制御するシステム。形状記憶合金を入れた紐状の装置の動きを従来の方法でコントロールするのは負荷がかかるらしい。
このシステムでは一個一個のアクチュエータに光センサを仕込んで、映像による光を入力することで制御に必要なリソースを減らしている。これで同時に数多くのアクチュエータを制御できるらしい。言われてみれば確かにそうかも。
参考:Smart Hair(formerly "Hairlytop Interface"):光駆動型柔軟触覚インタフェース - Nojima Laboratory
スマートな自転車のカギ。スマホと連携して施錠解錠、盗難防止機能を提供してる。太陽光充電で動く点と、事故などでユーザーが自転車が乗っている状態で強烈な加速度がかかった際に緊急連絡先に連絡がいくのは面白い。$179で先行予約受付中。 参考:Skylock | CrunchBase
単3電池サイズのarduino。単3(AA)だからAAduino。サイズは8pinoのほうが小さいけど、AAduinoは単3電池のケースにピタッとハマって横に並ぶ電池から電源供給を受けられるのが面白いところ。
普通のPCでタッチパネル風UIを実現できるセンサーデバイス。手袋でも筆でもなんでもセンシングできるらしい。ただいまプレオーダー中。(リンク先に飛べなかったけど)。
精度は気になるけど、開発しているNeonode社はタッチセンサーとかその辺りの技術に強い会社みたいです。
参考:Neonode Multisensing® Technologies
Spotifyに直接つながるスピーカー。他にもSoundcloudやShazamにもつながります。見た目もかっこいいしこれはいいかも。$199。
家のブラインドをスマートにできるデバイス。スマホでコントロールや開け閉めのスケジュール設定など鉄板の機能が色々入ってます。ひとしきり揃えるのには$150程度から。作っているのはカナダのチーム。
インドのチームが作ったVR用途のヘッドマウントディスプレイ。特徴はー、特になさそう。スペック勝負というよりこれから大きな市場になるインドで地元のシェアを取ることを重視してるみたい。
2015年11月に$200kを調達。出資したのはインドのファンドのAstarc Ventures。
参考:ABSENTIA | CrunchBase
カメレオンの舌を参考に設計されたロボットアーム。先端は風船状になっていて、柔らかい状態で対象に押し当て、きっちりかぶさったら空気を注入してホールドするしくみ。人形から虫からスマホ、メガネまで色々な形状のものをつまめるのが良いところ。本拠地はドイツ。
参考:FESTO | CrunchBase
腕に貼り付けるタイプの基礎体温計。貼ったまま寝ると寝ている間検温をし続けてより適切な基礎体温を計測してくれるらしい。今はプリオーダー中で$84.99。
参考:TempDrop | CrunchBase
窓やドアに貼り付けるだけのスマホ連動侵入センサー。取り付けの簡単さにフォーカスをして、一人暮らしの女性などに使ってもらうことを想定しているみたい。Makuakeでクラウドファンディング中。センサー3個で12,500円から。目標1,000,000円ですでに3,000,000円を超える金額を集めてます。詳細がわかる製品紹介サイトはこちら。
ソニーが自社のクラウドファンディングサービス「First flight」で発表したスマートウォッチ。時計のバンド部分に電子マネー機能やロギングの機能を埋めている。スマートウォッチというより「スマートウォッチバンド」という感じ。こういう作り方は結構好きです。小型化技術やアンテナ技術を活用して、センサーやアンテナを金属製のバンド部分に埋め込んでる。金属ケースは電波通しづらいから避ける傾向にあるけど真っ向勝負してます。今なら39,800円から。プロジェクト開始してすぐに目標額の10,000,000円を突破。残り60日時点で達成金額18,644,400円、サポーターは378人。これはまだまだ伸びますな。
3Dの写真を簡単に取れるデバイス。カメラ自体はスマホのカメラを使い、デバイスから発射されるレーザーを使って物体の形状を計測するらしい。似たようなものにスマホアプリのSeenがあるけど、Seenはスマホ自体を左右に揺らすことでいくつかの角度から物体を撮影し形状を計測する方式。こちらはそれより精度は高そう。$200,000目標で残り26日時点で$119,772。今なら$49でデバイスを入手できる。
組み立て式の小型パソコンで、簡単なゲームのプログラミングもできる。いわゆるSTEM教育的なデバイスでしょうな。$149.99。会社としては約20億円を調達済み。
参考:Kano Computing | CrunchBase
Facebookが開発しているインターネット通信環境を提供するための無人機を公開したらしい。通信手段としてレーザーを使っているらしい…?日本語のニュース記事はこちら。
クラウドファンディングで10億円集めたゲーム機、OUYAがPC周辺機器メーカーのRazerに買収された。いろんなゲームメーカーがゲームの提供してたけどいつの間にか話題を見かけなくなってましたなあ。
光る自転車ヘルメット。自転車のハンドルに取り付けるボタンの操作により、周りの車に自転車が曲がる方法をLEDで知らせることができます。ブレーキを踏むとブレーキランプ的な表示もされる。目標$125,000。残り23日時点で目標額2倍以上の$316,820集めてます。ボストンのチーム。
参考:Lumos | CrunchBase
パーツの組み合わせ自由な自立型ロボット。男の子的にグッとくる形状です。中の挙動はブラウザ上で色々プログラミングできます。開発中。Newsletterに登録すると色々ニュースが来るらしい。
早い話がスマートグラス。が、表示する情報をエンタメ用途ではない道案内の情報や教育支援の情報など「ほんとうに必要な情報を表示する」ことにフォーカスしたスマートグラス。イタリア拠点の会社。
参考:GlassUp | CrunchBase
ランニングを中心としたスポーツ用途に特化したスマートウォッチ。ラップタイムや心拍数の表示のほか、GPSと連携した地図系機能もある。CPUはARM Cortex A8でWiFiを搭載し、ANT+機器との連携機能もあります。フル充電で5時間動く。$380で販売中。
自転車を運転する人向けのウェアラブル方向指示器。グローブにLEDが仕込まれていて、曲がるときにスイッチを入れると光る。洗濯機で丸洗いしても大丈夫。$84.99–$99.99で販売中。バッテリーサイズにより価格が異なる。サンフランシスコが拠点。
参考:Zackees | CrunchBase
投影した面をスタイラスを使ったタッチスクリーンにすることができるプロジェクタ。スタイラスの先端の座標をプロジェクタ側から捉えてるみたい。中にandroidが動いていてアプリのインストールなどもできるらしい。すでにindiegogoで$893,230を集めている。
3Dオブジェクトを作ることができる、いわば3Dプリンターペン。似たようなものはすでに「3Doodler」として販売されているけど、CreoPopはペン先や出力する樹脂が熱くないことが特徴らしい。だから手の甲とかにも直接オブジェクトを書き込める。
スポーツシューズに仕込むセンサーデバイスと、それらの情報を見るためのアプリで構成されたシステムを開発してる。スポーツと言ってもカジュアルなランナー系ユーザーというよりアメフトチームみたいなガチなスポーツ用途らしい。製品の見た目などの詳細は出てないみたい。開発中なのかな。拠点はカナダのバンクーバーとUSのサンフランシスコ。2012年からやってるチームらしい。
センサー付きスポーツブラ。心拍などを計測してワークアウトの記録を残してくれる。
展示会などの参加者がどういうブースに立ち寄っているかがわかるデバイス。展示会の入り口で参加者に身につけてもらうイメージかな。専用アプリが用意されててブース出展社はどういう人がブースに来ているかがわかって、参加者は他にどういう人がそのブースに来ているかがわかるみたい。参加者が出展者や他の参加者にどの程度の情報をオープンにするか、といったコントロールができるのであれば結構便利そう。バッテリーは一週間持って5グラム。原価次第では国内の展示会とかに投入されてもおかしくないかもね。
ウェアラブルとIoTにフォーカスしたアクセラレータプログラム。サンフランシスコに拠点。freescaleなどが関わってる。2014年冬から様々なスタートアップを支援してる。
ものづくり版クックパッド。ベッドからキャビネット、ロボットアームまで、様々なものの「作り方」がアップされてる。Autodeskが運営している。
ゴミ取り機能を併せ持ったゴミ箱。brunoの下部にある穴にホコリクズやちょっとしたゴミをはいておくと吸い上げて中のゴミ箱に入れてくれるらしい。またフタに手をかざすだけでフタが開く。それ以外は普通のゴミ箱。$59でPre-orderできる。2015/10月出荷。
超小型ACアダプタ「Dart」がいつの間にかPre-orderになってた。今注文すると2015年夏に出荷らしい。なおやっぱりApple製品は非対応。新型MacbookやSurfaceなどそもそもACアダプタが小さいノートPC/タブレットが主流になった時、このチームは次にどういう一手を打つのか気になる。電源周りのノウハウや知識やかなり持っているようだし、Dart以降の製品も面白そう。なおDartは$89。意外と安い。
レーザープラズマ技術を使用し空間に実像を描く3Dディスプレイ。デモンストレーション映像を見るに、結構大きい像を描けるみたい。広告とかに使えそう。
Amazon Echoにも採用されているAmazon製の音声入力式パーソナルアシスタントのSDKが公開されたらしい。Alexa Skills Kitを使えば、様々なアプリやデバイスに音声入力機能を入れられるみたい。もう少しドキュメントを読んでみる。
テレビやモニタなどHDMI接続ができるディスプレイに接続してネット上の情報を表示するデバイス。とはいえやっぱりデバイスというよりコンテンツ配信システムに注力してるみたい。オフィスからレストラン、ショッピングセンターから小売店、ホテルまで様々な場所に応じた情報を様々な大きさのディスプレイに表示できるようなシステムになってる。2つのディスプレイに情報配信できる最小構成モデルが$79/月から。
「子供向け家庭用らくらくフォン」ていう感じのビデオチャット端末。事前に登録された家族や友人とビデオチャットができるらしい。恐らくAndroidで動作しており音楽再生やアプリのインストールもできる。親子のコミュニケーションという課題は古いiPadのFacetimeで親と常時つながるようにする、みたいな方法でも解決できる気もするけど子どもでも使いやすくしている、というのが価値なのかな。Pre-orderで$199。
ボトルの下にはめ込むことでどれくらい水を飲んだかをトラッキングしてくれるデバイス「H2OPal」。スマホでどれくらい水をのんだかわかります。ありそうであんまり見かけなかった系のデバイス。今なら$79(通常は$129)。
「無線でネットに繋がるマイコンボード+センサー類を抜き差ししやすいコネクタ」で構成されたハードウェア「Plug 'N' IoT」。コネクタはGroveぽいかな。端末には独自の開発用ソフトウェアを使ってプログラムを書き込む。見た感じグラフィカルな操作系でパネルを組み合わせたり条件分岐を入れたりしてプログラムを作る形式みたい。利用例として金魚の水槽に温度センサを入れてPlug 'N' IoTをつなぎ、一定温度を外れたらスマホに知らせる、というものが紹介されてる。こういうツールはちょっとしたアイディアを試すのも、家でちょっとした便利ツールを作るにも使えそう。オランダの企業が開発。€35,000ゴールで残り29日で現在€495。達成はちと辛いか。
普通の人でも専門家に指導を受けながら作りたいように金属加工をすることができるものづくりスペース。切断、プレス、溶接に関する様々な機器を使い方を学びながら利用できる。横浜線鴨居駅徒歩15分。平日18:00-21:00まで1000円/時間。土曜日、祝日9:00-16:00は12000円/日。
自転車で走行中、前方に道のガタツキや飛び出す子どもなど、何かしらの危険を発見するとブザーで知らせてくれるデバイス。15m-25m先の範囲の障害を教えてくれる。この距離は、時速30km/hで走っている場合、3秒後に到達する位置。構造はデバイスが常時前方をカメラで撮影して画像処理してイレギュラーなものを発見する仕組みらしい。自転車乗りの人にとってこれまでは自分の耳や目を頼りに障害を避ける必要があったので、こういうデバイスは何かしらのサポートになるんでしょうな。一度の充電で30時間動作するとのこと。Super early birdで$139から。$135,000目標で残り34日時点で$17,712。
ゴーグル型ウェアラブルディスプレイ。普段はヘッドフォン型で映像を見たいときだけディスプレイを目の所までスライドさせるという形。シースルーってわけではないみたい。Intel capitalからも出資を受けているらしい。
参考:Avegant | CrunchBase
指輪型の入力デバイス。スティックやボタンを乗せた少し大きめの「Nod Backspin」と、ジェスチャー入力に特化した指輪型により近い「Nod Gesture Ring」の2製品を開発している。iOS/OSX/Android/Windows/Google glassに対応してる。開発者向けページを見るに開発者向けのフォローはちゃんとやってくれそう。OculusやHoloLensみたいなVR/AR系デバイスの活用には入力をどうするかが重要だと思うのでこの手のデバイスへの注目は今まで以上に高くなりそう。なお懸念点はバッテリー。これは何時間持つんだろ。
参考:Nod | CrunchBase
振動で行き先を教えてくれるスマートシューズ。インドのスタートアップDucereが開発しています。ただいまPre-order中。靴型だけでなくインソール型も売るらしい。
バッジ型センサーデバイス。温度、加速度、人感、環境光、紫外線、スマホからの距離を紐付けられたスマホにBluetoothで送ります。本体にクリップや腕につけるためのバンドを装着することで、腕につけて紫外線チェックやPCにつけて盗難防止、部屋に置いて侵入者検知に使ったりと色々な使い方があるようです。ただいまIndeigogoでキャンペーン中。$50,000のゴールに対し残り36日で現在$39,107。なおイスラエルの会社だそうです。
自転車乗り向けのスマートグラスを開発するReconをIntelが買収。これまでスマートグラス向けのディスプレイモジュールなどを作るKopinやモトローラから$17Mの出資を受けてる。Intelからも金額非公開だけど出資を受けてた。Reconいはく、この買収は俺達にとって超すげえチャンスでIntelはウェアラブルデバイス開発にガッツリとコミットしてくれるぜ、とのこと。
参考: Recon Instruments | CrunchBase
2015年度の未踏の採択プロジェクトが決まりました。知った名前もあって僕にとってはわりと身近なものになりつつありますな。各プロジェクトの概要は後日公開らしいですが、気になるテーマは「深層学習による高性能インテリジェントカメラの開発」。ディープラーニング×カメラ、って感じ?すごく綺麗に撮影できるとか?